4月19日
アラノンは女性が多いけれど、男性がまったくいないミーティングはほとんどなかったと思う。父親の問題で母と息子で参加している人もいた。
アルコール依存症というと夫婦の問題と思われがちだが、私の夫も含め、父親の代から受け継いでいることも多いと思う。
アラノンに参加して気づいたことは、夫も父親のアルコール依存症の被害者であるということだ。
AAに参加するのを勧めたが、もしかしたら先にアラノンに参加する方が話の糸口としてはよかったのかもしれない。結局どちらにも参加していないけれど。
父親の飲酒でどれだけ子どもの頃から迷惑をかけられたのか、つらい思いをしたのかをわかってもらえることで良い方向にすすむこともあると思う。
そして、自分が父親になったとき、こんな姿はみせたくないな、という思いにつながるのかもしれない。
父親は酒を飲むもんだ、黙って酒を持って来い!みたいな昭和の価値観がもう古くなってきたことに本人も気づいている。
アルコールによる被害は男女差もあるし、年齢も様々だし、おかれた環境も違うけれど、アラノンで示される解決策は同じって普遍の原理なのだろう。