12月1日
夫がお酒をやめると言った。今回は私のことについても夫が話した。
私がアラノンに行くようになったのは、自分のお酒が原因だと言った。
私は共依存なので、私にもその素質があったことが原因だと反論した。
夫は自分がお酒を飲んだことによって私がそういう状況になったのだ、と言った。
私はこれを聞いて、気づいた。私が例えばアダルトチルドレンだったとしても、夫がお酒を飲まなければアラノンとは無縁の人生だったはずだ。
アラノンに行かなきゃいけない状況になったのは夫のお酒が原因なのだ。
夫のせいにする意味ではないけど、アラノンに関わらなきゃいけない人生になったのは夫のお酒のせいだ。
私は遅かれ早かれアラノンにはお世話になっただろうと思っていたがそうではない。
「自虐」から解放されたと思った。
自分にどんな素質があるにせよ、今の現実は夫のお酒が原因だ。それに反応する自分にも原因はあるが、夫だって悪いのだ。
「夫だって悪い」私はこれがはっきり言えなかった。心の中ではすごく思っているのに、表現することができなかった。これが恨みに正体を変えて、私をトゲトゲさせていたのではないかと思う。