nirenohi’s blog

アラノンで今日一日を続けます

3月30日

うまくいかない時に誰かのせいにするようになったのはいつからだろう。

本当に大変だった時に、私は幸せになりたいなんて思っていなかったように思う。

不幸を不幸と思わない自分に酔いしれるというか、それを自己憐憫というのかもしれないけど、どうしてお酒をやめてくれないのかと思いながらも、本当にやめてほしいわけではない自分もいたと思う。

夫とはお酒を通して知り合い、二人で楽しく飲んできた時間が長い分、二人の間にお酒がなくなってしまったら、この関係も終わってしまうかもしれないという不安があったのだと思う。一緒にお酒を飲んでくれる私のことが好きで、お酒を断るようになったら他の人にいってしまうのではないか、そんな不安があったのだと思う。

夫の飲酒について行動し始めたのは、自分がお酒がなくても大丈夫というか、お酒をそんなに飲みたくなくなってきた、虚しさを感じるようになってきてからだと思う。一番の理由は経済的なこと。毎日飲み歩くことになんの意味があるんだろう、という虚しさ。

経済的にこんなに苦しいのに、しかも自営業で経営難で、いろいろ滞っている中で、お酒に使うお金があるの?ということ。これまでは私の給料や貯金でどうにかしていたけれど、もうそれも限界。飲むお金ってもったいなくない?と私は思ったけど、夫は思わなかったというか、今思えば飲まないという選択肢がなかったのだろう。

私自身がお酒がなくてもいいや、と思えてから、人の意見がすんなり入ってくるようになった。結局。私もアルコールにやられていたのだな、と今になれば思える。