nirenohi’s blog

アラノンで今日一日を続けます

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

4月30日

自分自身を与えるについて、私は今里帰り出産のような状態で、母にお世話になり、 たくさん与えてもらっている。きっと報酬などは考えずに与えてくれていると思う。 でもなんだかすっきりしないものも感じているのも事実である。 それは私が望んでいるもので…

4月29日

許すということがよくわからなくて、加藤諦三さんの本を読み漁った時期があった。 内容ははっきり思い出せないが、許せないという気持ちは今の自分にはない。 母は過去に父に浮気されたことがあるらしく、許していない。 それは行動や言葉の端々から感じる。…

4月28日

「自分自身を常にかわいそうなものだと思っていなければ、生きることへの明るい見方が生まれてくるはずだ」 私は自分自身をかわいそうだと思ってはいないが、今の自分は自分自身の努力で作り上げたものだと思っている所がある。 自信はないけれど、自負はあ…

4月27日

酩酊しなくなったことを心から喜んでいるかといえば、まだ禁酒したわけではないし、 いつ飲みすぎるのかという不安から解放されたわけではないので、喜んではいない。 相手がどれくらいのんでいるかに一喜一憂しているうちはまだまだ自分の心が安定している…

4月26日

アラノンは自己に対して何をしてほしいのか 私の現時点での答えは自分に正直であることを肯定してくれることだ。 こんなことを思うのはおかしいのではないか、とか、こうあるべきだ、という自己欺瞞を削り取ってくれる。 私は特定の宗教をもたないので、自問…

4月25日

「私の第一の仕事はアルコール依存症者が飲んでいようといまいと、私自身の生き方を整理整頓することである」 飲酒を止めるのは本人しかできないことだとわかるにも時間がかかる。 夫が飲みすぎるのは妻の管理不足ではない。 夫の視点で考えてみれば、やめさ…

4月24日

最初にアラノンに参加する時どんなイメージを抱いていたのかはっきりは思い出せないが、自分の経験を話しあうことで、慰めあえるようなイメージだったと思う。 それがいざ行ってみると、「自立」がキーワードのような印象だった。辛かったら抱きしめてあげま…

4月23日

「皮肉」はうまいこといえるとすごく気持ちが良い。相手にダメージを与えたことがわかるのに、言った本人は頭の回転が良いという評価を得られたような、感情的に怒った時に感じる後悔もなく、満足感が得られる。 私は小さい頃から皮肉のうまい方だった。他人…

4月22日

愛と憎しみは個人的な関心をもっている証拠である、というのは本当によくわかる。 彼の人間性を認め、病気を憎むようにするということは、シラフの時を尊重するということだ。酔った時に言ったことより、シラフの時に言ったことを信じることは難しかった。で…

4月21日

自己正当化と独善は関係が深いと感じる。 私は自己正当化を繰り返してきたために、他の人からのアドバイスをすんなり受け入れることができずに、遅れをとってきたと思う。 それは、独善、私はあなたよりできるという気持ちが常にあったのかもしれない。 相手…

4月20日

アラノンのミーティングに行くとき、私は必ず最寄りの駅でファーストフードに行ったりしていた。 ミーティングが目的ではあるけれど、そのためだけに電車に乗ってでかけてきたわけではないと思いたかったのだと思う。そこまで追い詰められていませんよという…

4月19日

アラノンは女性が多いけれど、男性がまったくいないミーティングはほとんどなかったと思う。父親の問題で母と息子で参加している人もいた。 アルコール依存症というと夫婦の問題と思われがちだが、私の夫も含め、父親の代から受け継いでいることも多いと思う…

4月18日

依存症のハンドブックなどに、誰もが健康な生活を送りたいという気持ちを持っているとよく書いてあった。最初は信じられなかったが、今はその通りだとおもう。 夫をみていても、そこまで飲みたくないという本人の気持ちを感じ取れるようになった。最初の1杯…

4月17日

意思あるところに道はできる。 私はこの言葉が好きで、自分の力でなんでも切り開いていける、他人を巻き込んで世界を変えていける、と解釈していた。 神にお任せするなんて怠けている人の言い訳じゃないかと思っていた。 でも、この言葉の解釈は自分のことは…

4月16日

私の母は家族を自分が思うようにコントロールしたい人だ。そのために身を粉にしてお世話をしたり、口を酸っぱくして色々言ったりしているが、その結果、孤独になっていると思う。 私自身も大人になって、母の傾向もわかるようになったが、孤独がさらに相手へ…

4月15日

どんなに理解しているつもりでも、飲みすぎないかという不安や、怒りが完全に頭から離れることはない。それを表出しないという努力も常に頭の片隅に置いておかないと、ふとした瞬間に爆発して、問題を振り出しに戻してしまう。 だから今日1日という本を読む…

4月14日

このブログを始めたのは、アラノンで学んだことをすぐ忘れてしまうからだ。 アラノンで今日1日という本があって、数分で読み終わるのに、体得した気持ちになって読むのを辞めてしまうことが過去に何度もあったからだ。 自分を客観的に見よう、自分に正直で…

4月13日

アラノンの考え方を知ったあとに、アドラーの嫌われる勇気を読んだので、アラノンの考え方は何か特別なものではなくて、日本人特有の因果論ですべてを考えない方が良いという一般論に落とし込むことができた。 不幸な生い立ちだったから犯罪を犯す、とか、マ…

4月12日

私は特に信仰のない日本人だ。 アラノンでは神という言葉が頻繁にでてくるが、自分の中では八百万の神々のような気持ちでとらえている。 「極限におかれた時、神に目をむけて助けを求めようとする限り絶望はありえない」 実際に目に見えて神様が何かしてくれ…

4月11日

アルコール依存症は病気であることを頭では理解できていても、その場面に出くわすと感情的になってしまうことがよくあった。 その時に私がよく使っていた言葉は「飲酒発作」という言葉だ。 何か本で読んだのかもしれないけど、「この人は病気なのだ」と思う…

4月10日

12のステップでやったけれど忘れてしまった。 自分の行動の動機について、自分が発した言葉の動機について調べること。 私は考えるより先に行動してしまうことも多いので、「本当はこうしたかったんだ」とあとから自分で気づくことも多い。 例えば、離婚し…

4月9日

このページはよからぬ職場について考えてしまった。 最悪の状況で、問題に真正面からぶつかる姿勢と、問題の本質を冷静に評価し、問題を大げさにしないで善なる方向へ、、、 仕事をしていると、上記のような対応をする人は少ない、もしくはあえて声を上げな…

4月8日

「私は正直に私自身の思い、言葉、行動さえもコントロールできない自分であることを認めなければならない」 これは他人に求める前にまず自分を改めなければならないということだ。 言葉、行動をコントロールできない自分は意識することができるが、「自身の…

4月7日

夫の飲酒トラブルの尻ぬぐいは誰のためか。 私は経済的な面でも、飲酒による暴言や、散らかしたあとの片づけや、いろんなことの尻ぬぐいをしてきた。対外的には私たちはうまくいっている夫婦ですという風にふるまってきた。 どんなに飲みすぎて部屋が散らか…

4月6日

私がミーティングに行くのは、このままじゃヤバイと思った時だ。 それから数回は連続して通うことが多かった。 だから、このままじゃヤバイと思って行くときには話したい事がたくさんあって、 それを自分なりにまとめてから参加するようにしていた。 まとめ…

4月5日

12のステップを数年前にすべて書き写して、自分の考えをノートに書きだしたことがある。 その時には自分と親の関係についてもたくさん書きだした。 「ある暗いかくされた罪の意識が私たちの病気からの解放より罰せられることを渇望しているのである」 母は…

4月4日

「お酒を飲むと本音がでる」 私はそんな風に思っていた。だから、夫がシラフの時に言ったことと、酔っぱらって言ったことが違うとき、飲んで言った言葉の方が本音だと理解していた。 それに対して夫は「酔っぱらって勢いで言ったことなんて聞き流してくれ、…

4月3日

私は今妊娠中である。夫との関係も良好だと思う。 「飲みすぎないで」と心の中ではいつも思っているが、口には出さないようにできてきている。そして、夫が飲みすぎることはほとんどなくなった。 妊娠してさらに夫がアルコールに対して注意するようになった…

4月2日

相手の欠点についてばかり考えているときはラクな時だと思う。 自分の思考にまかせていたらどんどんそうなってしまう。 相手の欠点に気をとられていると新しい考えが受付けられなくなるのはその通りだと思う。それが年単位で続いたからこそわかる。 仕事上の…

4月1日

「私は他の人をかえることはできない」 どうして他の人を変えたいと思うのか、というと、そこに批判の精神があるからだという。 自分が満たされていればそんな気持ちにはならないと。 確かにそうだと思う。不満があるから周囲に変化を求めるのだ。 私は相手…