nirenohi’s blog

アラノンで今日一日を続けます

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

11月30日

「酒飲みの奥さんの大変さ」は程度の差こそあれ、経験してみないとわからないと思う。私は親戚の酒飲みおじさんの奥さんや、祖父も酒飲みなので祖母の大変さをアラノンに通い始めてからわかるようになった。特に話をするわけではないけど、きっと大変だった…

11月29日

「人間の生き方の状態をよいものとする唯一の可能な方法は、自分の感情的状態をよいものにすることである」 夫は今風邪をひいている。元々はこどもからもらった風邪だ。 一旦市販薬で治りかけたのにぶり返した。その理由はお酒を飲んでソファでそのまま寝た…

11月28日

今の状況は夫がお酒をやめつつある状況で絶望ではない。本当にこのままやめるかもしれない。 「信じる人にはすべてが可能である」 私はまだ夫がお酒をやめると信じられない。できっこないとかそういう感情ではなく、 また裏切られるのが怖いのだ。今回こそや…

11月27日

私がアルコール依存症だったら、夫はどうするのだろう。きっと私と同じように巻き込まれていたと思う。共依存だから当然といえば当然だが。 妻という立場で夫の面倒をみないというのは自分の中で受け入れずらかった。 夫が飲んだあとの部屋を片付けないでほ…

11月26日

私は今までお酒以外のことでアドバイスをたくさんしてきた。その時に心掛けていたのは自分だったらどうするか、で、それを真剣に考えることが親切だと思っていた。 お酒に関する相談はまだ受けたことがないので、今知れてよかった。特に私は回復をしかかった…

11月25日

アラノンに参加している自分はなんの肩書もない。それが新鮮だったりする。 ミーティングに行けば、だいぶ歳の離れた人とも理解しあえることがたくさんある。 私は特定の宗教や思想をもっていないのでわからないが、そういう集いにも同じような老若男女問わ…

11月24日

アラノンに行くのは解決したいわけで、愚痴を聞いてほしいわけではない。 最初は愚痴かもしれなくても、参加しているうちに趣旨がわかってくる。 私は本当にこの問題を解決したいと思っているのか、という疑問がわいてくる。明るく健康な夫になったらどうし…

11月23日

夫は断酒会に行ったあとも外で飲んで帰ってくる。ほろ酔い程度だ。 でも、家に帰ってきてから私と話したことも食べたものも覚えていない。 それは泥酔していなくて喜ばしいことでもなければ、全部忘れているなんてけしかんらんことでもない。 そうなんだな、…

11月22日

ステップの本は紛失してしまい、ステップはノートに書き写してあったけど、伝統は書き写していなかったので、記憶があいまいですみません。 「個々の成長は一体性にかかっている」結果論になるけれど、一人でアルコール依存症の問題を解決できるなら、解決で…

11月21日

「生きるパターンを変えることに対して心を閉じていた」 私もそうだった。アラノンに行きながらも時々お酒を夫と飲んでいた。 今妊娠を機に自分が完全にお酒を飲まなくなった。そして、育児休暇に入り、こどもに合わせた生活をするようになった。大いに働き…

11月20日

何か所もミーティングに行ったが、決まった世話役をみたことがない。 そして、「何か手伝います」といえば初めてのところでも仕事をくれるのがアラノンだ。 それってすごいことだと思う。普通の社会では初めて来た人には、座ってていいですよとか言うだろう…

11月19日

明日夫は初めて断酒会に行くのだそうだ。夫がどんな反応をするのか、私は緊張している。それに断酒会は夫婦で参加する人もいるので、どこかの奥さんが夫の悪口とか言っていたらそれを私そっくりだとか、言うのかもしれない。 とにかく緊張している。帰ってき…

11月18日

「誤った理解や自分勝手な解釈から守ることはとても重要なことである」 自分勝手な解釈を毎日書き続けているのかもしれない。こうしてブログにすることは単なる自己満足で、全然間違っているかもしれない。自信がない。 この前久しぶりにミーティングに行っ…

11月17日

私はアラノンで自分で自分を挫折させることを繰り返してきた。 参加してはちょっとした平和が訪れると行かなくなり、ということを繰り返してきた。 この前YouTubeでアルコール依存症の動画をみていたら、3の倍数で断酒を乗り越えていくことが大事というよう…

11月16日

「過去を復習しない」「明日起こるかもしれない恐ろしいことで現在を複雑にもしない」 今夫はお酒をやめている。過去何度も断酒に失敗しているし、断酒した分、飲んだ時には自己正当化が激しくて嫌気がさした。 今、夫は「お酒を本当にやめる気持ちになった…

11月15日

アルコール依存症は病気であるとわかっていても、その内容についてはすぐに忘れてしまう。 お酒を飲んでしまうのはアルコール依存症だから、とわかるが、アルコール依存症の人はたくさんのことができない。とか、記憶力が悪い、とかそういうことをすぐ忘れて…

11月14日

夫は10日ほど断酒をしたあと、休日にしっかり飲んで、翌日から少量ずつ飲んでいるようだ。休日は私と子どもは実家に泊まった。事前に飲むことがわかっていたので穏便だった。 今、公園でビールを飲んで帰ってくる夫をみると「なんで飲んでるの?」と思って…

11月13日

毎日が惰性で過ぎていると気づいた。明日こどもとどこへ行くかを考えて、献立を考えて、離乳食を考えて、お金の計算をして、掃除をして、それで1日が終わる。 自分自身を向上させようとか全く思わなくなったし、着るものとか見た目も気にしなくなった。子育…

11月12日

「聞く」ということから離れてしまっている。仕事をしていないので話すのは家族だけで、自分の言いたいことばかり言っている気がする。 仕事では「聞く」ことができるのに、家族には「聞く」ことができない。 それは家族に対して私が傲慢なことの表れだ。 育…

11月11日

母はとても愚痴っぽい。夫のこともあるし、こどものお世話にもなっているから偉そうなことは言えないが、言葉があまりよくない。それに私も反応してしまう。 子育てに関しても考え方が全然違う。母は気遣いができて、どんどん動ける子になってほしいそうだ。…

11月10日

「問題はそのことについて考える時間を費やせば費やすほど大きくなる」 考えようとして考えるのではなくて、そのことで頭がいっぱいになってしまって、結果として人生の膨大な時間を費やしてしまう。多くは妄想だ。 解決するための時間ももちろんあった。ア…

11月9日

ひどい状態から、今のこどもがいて、幸せだなと思える状態にどうやってなったのか。 自分ががんばったから、もあるし、夫が努力したから、もあるし、周囲の助けがあったから、もある。でも一つ一つの事実がうまく重なったことで今の状態がある。 不妊治療を…

11月8日

私は利己主義だ。夫に対して敵意をもっているし、傲慢だ。 今日夫が洗濯物かごに入れてあったパーカーを洗濯した。ポケットにリップが入っていて、知らずに私がそのまま洗ってしまった。 今までなら、「なんで洗濯する前に確認しないの?」と私のせいにされ…

11月7日

「その解決は私一人によるものではないことを学ぶ」 夫のアルコール依存症が治るとしたら、誰のおかげなのだろう。 アルコール外来の先生であり、私のフォローをしてくれる両親であり、仕事関係の人たちであり、こどもの存在であったり、ご先祖様のおかげだ…

11月6日

なぜ自分の力を今までこんなに信じていたのか、と考えると、平和だったからだと思う。自然災害にあったり、戦争に巻き込まれたり、極端にお金がないこともなく、平和な人生だった。だから自分の力でなんでも変えられると傲慢になっていたのだと思う。 今なら…

11月5日

久しぶりにミーティングに参加した。心が軽くなった。終わりの言葉に、「私たちのことは好きにはならないかもしれませんが特別な形で愛するでしょう」というようなくだりがある。私はこのくだりが好きだ。アラノンに来ている人を個人としてみるより、チーム…

11月4日

「自分自身に満足しているか」 数年前のステップのノートには、「自分自身の存在不安」がたくさん書いてあった。そして今、こどもができたことによりそれがかなり薄まった。徐々に薄まってはきていたが、子どもができたことでそんなことを考えなくなった。 …

11月3日

「無関心になることは、あきらめと絶望の表れにほかならない」 私はアルコールの問題から逃げたくて無関心になって、あきらめていた。 母に、もっと認めてあげなさいと言われ、本当にその通りだと思った。 関心をもつことと干渉することの違いがまだわからな…

11月2日

夫の前で不機嫌になるつもりはないが、機嫌よくしていたらすべてを許したような気持ちになってしまうのも少しある。それは単なる意地だ。 私は夫に対して嬉しそうな顔をすることはないかもしれないが、怒ったり、小言を言うことはなくなった。自分の中ではフ…

11月1日

結局のところ、アラノンが私に何をしたかというと、結論を先延ばしにしたのだと思う。客観的には離婚しか選択肢がなかった。警察にもそう言われたし、親や友達に相談すれば離婚をすすめられるのは目に見えていた。 それが、アラノンで自分の思いを吐き出すこ…