nirenohi’s blog

アラノンで今日一日を続けます

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

1月31日

夫はお酒を飲まなくなった。この事実だけでも私は不安になる。 夫をみていると飲酒欲求もつらそうだが、時間の過ごし方がわからなくなっていることの方が大変そうだ。 休みの日は30時間とか寝てたりする。寝れてしまうという。 気力がないのは寒さのせいな…

1月30日

アルコール依存症に対して無力であることを認めることは頭での理解と実感は別物だと思う。夫が断酒を始めてそろそろ1か月だが、その間私が努力したことは余計なことを言わないようにするだけだった。何か言われたらそうなんだ、というようにした。 私の両親…

1月29日

私が「職場復帰に向けてモードを切り替えていくよ」と言ったら、夫も「おれもそうだよ」みたいなことを無気力な顔で言っていた。 きっと子育てすべてを私に押し付けるつもりはないのだと思う。 でも精神的、体力的についていかない部分もあるのだろう。 夫が…

1月28日

私は焦っているのかもしれない。夫の断酒が続いていることに不安もある。いつまで続くのかという不安、いつか爆発するのではないかという不安、幸せになって良いのかという不安。断酒には終わりはない。完治はない。だからいつまで続くかなんで、続ける限り…

1月27日

夫は断酒を継続中だ。断酒開始時より精神的に辛そうだ。身体的にも辛そうだ。 仕事が夜間で外なので、寒さがつらいのもあるだろう。それにお酒を飲んでいないので楽しみもないし、体が温まることもないのだろう。湯舟をすすめても入る気力もないみたいだし、…

1月26日

うまくいきはじめるとアラノンに行かなくなるのは本当だ。何度もそれで失敗している。アラノンに行かなくなると相手の行動が目に付くようになり、いずれ干渉が始まってしまう。自分に集中することができなくなる。 アラノンと関わっていれば、それが時々のミ…

1月25日

最近私は夫に言いたい事をお風呂で思いついたあと、口に出さないで消化している。 主に子育てに関することだ。 普段、私が子どもをお風呂に入れて、終わったら夫が着替えをしているのだが、寝ている夫を起こして手伝ってもらっている。 とはいえ、夫は睡眠も…

1月24日

夫が断酒をして3週間が経過した。夫は3週間を一つの目標にしていたようで、少しほっとしているようにみえる。私はまだ攻撃してしまう。夫はお酒をやめたことで自分の中の「鬼っ子」が目覚めた、とかよくわからないことを言っていた。 それに対して私は、理…

1月23日

私は時々ミーティングに参加するような簡単なことしかしてこなかった。 今アラノンで今日1日に取り組み始めて、残り2か月程度で1年になる。 私の一部になったかどうかはわからないけど、途中で飽きるかと思ったら、もっと続けたいという気持ちが強くなっ…

1月22日

自分が祈り求めるものが今はわからなくなっている。それは理想を求めなくなったともいえるのかもしれない。今までは自分がみじめだと思いたくないからこんな風になりたいみたいな経済的なことも含めてどうみられたいかを意識していた。 それが今はなくなって…

1月21日

自分がすべきことをすれば自身は平安だと今はわかる。今も没頭できているわけではなくて、夫の反応を気にしたり、不安になったりすることはある。 不満も多くある。今は寒いからと言って、寝室から仕事ギリギリまででてこない。 寝室からでてきたらこどもの…

1月20日

この日はページの端が折られていた。きっと「何か不親切なことを言う衝動は、自分自身の罪の意識と不全感からくるもの」という言葉にひっかかったんだと思う。 今もこの言葉は意識している。 言葉を冷静になって飲み込めないからぶつけてしまう。その時点で…

1月19日

私は焦っている。子どももいて、職場復帰も控えていて、頭はこれからどうやって家庭、育児と仕事と両立していくかでいっぱいだ。 毎日「4月からは保育園のお迎えとかお風呂とか、食事とやってもらうことになるけど本当に今の状況でできるの?」と夫を責めた…

1月18日

各個人よりもグループの原理が優先すると聞くとあやしい宗教のように思えるけど、私は今のところ各個人としての生き方よりは、自分が生かされているという感覚に近づいている。自分の人生ではあるけれど、自分は自然の一部でいずれ死ぬことは確実だ。 それな…

1月17日

武器をすべてもっていたし、使用していた。使用したくてしょうがなかった。 夫が飲んでいれば使用する理由がいつでもあった。 すさんだ生活をすることをよしとしていたし、寛容で親切で忍耐する人生をつまらないものとさえ思っていた。それはやっかみだった…

1月16日

私が夫がアルコール依存症だと認めたのは警察に拘留されてからだ。あの時に警察の人に異常だと言われたのだ。 それまでは酒飲みという一言で考えていた。 酩酊異常だ。それに付随するアルコール依存症だ。 私は夫がアルコール依存症だと認めたくなかったわけ…

1月15日

夫が断酒をして2週間が過ぎた。断酒にも慣れてきたと言っていた。 ノックビンは毎日私の前で飲んでいる。 性格が変わった。穏やかだ。今までシラフの時も穏やかではあったが、寛容さみたいなものを感じるようになった。体力が回復してきたのもあるかもしれ…

1月14日

私はいつも夫に対して言い訳がましい。先日もこどもの離乳食の量に関して、私は早く食事だけで栄養がとれるようにようになってほしいのと、月齢より体が大きいので多少多く食べてもよいのではと思っていた。そのことに対して夫が太ったらかわいそうだと言っ…

1月13日

「不安定なものの考え方」 今の私は不安定だ。昔のように絶望はなくなった。でも希望に満ちているわけでもない。絶望から希望への途中を行ったり来たりしている。 夫はもう決断したのだ。断酒を1日1日と積み上げている。 私も決断しないといけない。夫を信…

1月12日

今の毎日は楽しい。こどもが毎日成長する。同じ日はないというけれど、それがはっきりとわかる。 今日夫が仕事に行くときに、急いででかけたせいか、車に乗るときに大きな声をだしていたらしい。実家に車を停めているので両親から「大きな声をだして車ででか…

1月11日

私が明るく楽しくしていることは、夫をイラつかせないだろうかという不安はあった。 夫からお酒という楽しみを奪っておいて、自分は楽しそうにしているなんて、という考え方だ。 これはおかしな話で、楽しみを奪ったのは私ではなく、断酒を決断したのは本人…

1月10日

夫は断酒をしているが、体のだるさが半端ないという。気力もわかないし、なかなか動き出せないようだ。仕事にはかろうじて行っているが、帰ってくるとごはんも食べられないという。 今は一時的な体調不良かもしれないけど、生活習慣を変えなければならないの…

1月9日

誰にも相談できない状況で意地になっていた部分もある。どうにかして自分が乗り切るのだと。 神の力と言われてもよくわからなかったが、見えない力が今の状況を作りだした。 今回の夫の断酒にあたり、私がやったことはアラノンで今日1日をやり続けたことと…

1月8日

私はまだ夫が本当にお酒をやめられると信じられない。それは自分を守るためだ。 やっぱりダメだった、とがっかりしないために信じる方ではなく、ラクな方を選択しているのだ。 実際に年末から断酒しているが、私は安心して寝ることができるし、言葉にもびく…

1月7日

私のものの見方は変わってきた。特に被害者意識がなくなってきた。 それと見栄を張らなくなってきたことと、自分に素直になってきたことがある。 他人の目に自分がどう映るのかを意識しなくなったことで、嘘をつく機会が減った。そのことで自分に自信がでて…

1月6日

アルコール依存症が病気であることを受け入れて、夫自身には問題がないと思えるようになった。夫は最近私の前でノックビンを飲む。飲酒欲求についてもよく話している。 病気で苦しんでいる。だから病院にも行って、薬も飲んでいる。 理解はできた。感謝はし…

1月5日

夫に対してとってきた態度に後悔があるかといえば違う。正直反省もしていない。 ああするしかなかった、というような開き直りの感情だ。 その態度が夫をイラつかせているのだろう。 私もどうしてこんなに開き直っているのかわからないが、自己防衛の一つだろ…

1月4日

アラノンで言う「分かち合い」は普段使う「分かち合い」とだいぶ意味合いが違う。 アラノンの分かち合いはただの励ましではなくて安心感が伴う。 安心感という言葉の意味は、アルコールが共通の症状を起こしている、という夫個人の問題ではなく、アルコール…

1月3日

夫はノックビンを飲み始めてから飲酒はしていないと思う。夫はノックビンは家族の前で飲むことによって家族に安心感を与えることができる、と私に説明して、私の前で飲んでいた。 年末に実家に挨拶に行った時、帰ってきてから飲酒欲求が高まったと話していた…

1月2日

大変だった頃のことはもう他人事のような気がする。当事者だったのかも実感がない。 PTSDとかではない。私は何を焦っていたのだろう。今思えば、経済的なことと、こどもをもてないのでは、という焦りだったと思う。その原因はお酒であったことも確かだけど、…