nirenohi’s blog

アラノンで今日一日を続けます

3月29日

「助けてください」といえずに10年近く抱え込んでしまった理由の一つは、誰に「助けてください」といえば自分が望む助けをくれるのかわからなかったからだ。

 

お酒のトラブルが起こるたびに自分の両親や友達に相談したとすれば、「離婚」という結論はすぐでるだろうし、夫の知り合いに相談すれば、「お酒飲んでないときは良い人だし」のようなきっと現状は何も変わらない答えが返ってくるだけだろうと思っていた。

 

弁護士に相談すれば離婚の話になるだろうし、私はカウンセリングもしたけれど、お金が続かないな、というのが正直なところだった。

 

他の人に知られたら恥ずかしいから自力で解決しようとしていた部分もあるし、共依存だったから、別れるという選択肢が自分の中になかったのも助けを求められなかった理由だと思う。

自己開示しようにも自分で自分がわからないという状況だ。

それが困難の最中にいるということかもしれないけど、私はもともとしっかりとした自分をもっていなかったから、難しかったと思う。

 

「あぁ、助かった」と思う相談相手はその人によって違うと思うけど、

私が望む助けをくれたのはアラノンだったんだな、と思う。