nirenohi’s blog

アラノンで今日一日を続けます

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

3月31日

私が自分の責任を果たすことと、自分を大切にすることの境目がむずかしい。 4月にこどもの入園式があるので、その服を買いに行きたいが、子連れだと試着ができないので、夫にこどもをみていてもらうか、一緒についてきてもらいたいと言った。夫は一緒に行く…

3月30日

私は不安から答えを決めつけたり、予想している。 その予想が外れた時に、なんとも言えない気持ちになる。 今日は夫は飲酒してしまうかもしれない、と思いながら、シラフで帰ってくると安堵でもなく、がっかりでもなく、この人はちゃんとしてるんだな、と感…

3月29日

アラノンに通い始めて、すべては自分の考え方次第だということがわかった。 感情的ではなく、理性で動くことの大切さを知ったし、この考えを知ってから周りを見渡してみると、理性で動いている人の多さにも気づく。 自分が無知であったことを知る。

3月28日

私の声の調子や態度から自己憐憫や恨みは消えただろうか。 今までは自分でもわかるくらい恨みというか、人のせいにするようなしゃべり方をしていた。 今は子育てに関して自己憐憫が生まれつつある。そのことでケンカしたこともある。 4月に子どもが生まれて…

3月27日

ミーティングへ行くと、出席している人を評価してしまうことがある。 特に私は丁寧でゆっくりな人にいらっとしてしまうことがある。 それなのに、私の話は熱心に聞いてくれるのだ。私が聞く側の時は「まわりくどいなぁ」とか思いながらいらっとして聞いてい…

3月26日

夫が断酒3か月になった。夫の本来の性格はまじめで優しい人だ。飲酒していた頃もシラフの時にはそういう性格が見え隠れしてはいた。ただシラフでも人を見下すような発言が多かったし、早く仕事を終わらせて飲みたい、という気忙しさみたいなものが常にあっ…

3月25日

沈黙とはちがうかもしれないけれど、最近は聞き流すことができるようになった。 今までは洗面所から「くそっ!」とか聞こえると「どうしたの!?」と駆け寄っていたけど、今は聞き流している。この時は電気シェーバーのコンセントがうまく入らないだけだった…

3月24日

「勇気とは怖れつつも祈っていることである。」 今日で366日目だ。最後の最後にすごい言葉がでてきた。 涙がでた。 今の私のことだ。私は勇気をもつことができるようになったのだ。 夫の断酒が継続すること、こどもと3人で幸せな家庭を築くこと、幸せな…

3月23日

私はボスであることをやめようとしている。 私は実家の近くに住んでいるので、母は「ちゃんと管理しないとだめよ」とよく言う。私の父は時間もお金も、連絡をとる相手も、考え方も完全に管理されている。もしかしたらフリをしているだけかもしれないが、母は…

3月22日

心配することは管理すること、結局はコントロールすることなのだと思う。 昨日夫は会社に仕事用のリュックそのものを忘れていった。 リュックを背負って家を出ようとした時に靴下をはき忘れたことに気づいて、部屋に戻って、靴下をはくときにリュックをおろ…

3月21日

はきだしの解放感をアラノンはいつも与えてくれた。最初は自分がどんなに大変な目にあっているのか、夫は夫で飲まないといられない不幸な境遇にあるのだ、と共依存丸出しのことを泣きながら話していた。 その後も少しうまく生活がいきはじめるとアラノンに行…

3月20日

私たちの人生に「事柄」が起こり始める。 このブログを始めてもうすぐ1年になる。始めたきっかけは、これまで毎日読もうと思っても続かなかったこと、育児休暇に入ったので時間がとれると思ったこと、こどもも生まれるのでちゃんとしたいと思ったこと、1年…

3月19日

昨日夫が断酒会へ行った。私にも行くと事前に言っていた。この前はまだ飲酒している時に断酒会に行ったので、私にもコソコソした感じだったけど、今回は違った。 休みの日に出かけると以前は飲酒してくるのではないかとソワソワすることもあったが、もう今は…

3月18日

アラノンに通い始めてからいろんなことを自分の責任と思えるようになった。今私は子育て真っ最中で身なりもあまりちゃんとしていない。 キレイなママもいるのだから子育ては理由にならない。 そういうことを意識できるようになっただけでも自分が明るくいら…

3月17日

ステップをやり直したいと思いながらできずにいる。きっと来月には育児休暇も明けて、さらに時間がなくなるだろう。今も保育園の入園準備でバタバタしている。 多分ステップはしばらくはできないだろう。アラノンで今日1日をやりきることが当面の目標だ。 …

3月16日

「受け入れること」は夫の矛盾だ。夫自身がお酒を飲みたい気持ちともう飲みたくないという大きな矛盾を抱えて生きている。だから、お酒を飲みたい気持ちの時に言うことと、もう飲みたくない気持ちの時に言うことは矛盾してしまう。 夫から出る言葉はその時の…

3月15日

ミーティングでアルコール依存症の話は最初の数秒で、アラノンとつながるきっかけはアルコール依存症だが、そのあとは自分自身とどう向き合ったかを話す。 私は今、子育ても忙しくなってきて、そのことに対する自己憐憫も生まれつつある。 私がこどもをお風…

3月14日

「助けられたくない」という気持ちはわかる。助けてくださいと言えないこととは別で、意地というか、自分を変えられたくないという気持ちに近い。 自分が何者かにコントロールされてしまうのが怖い。洗脳に近いものも怖い。 自分が困っていると知られてしま…

3月13日

いつまで断酒が続くのかという不安はだんだんと薄れてきている。今はもしスリップしてしまったとしても飲酒を再開することはないだろうなと思う。 それは、家族の前でノックビンを飲み始めたころからそう思い始めた。 こそこそ飲んでいる時はやっぱり疑って…

3月12日

アルコール依存症を正しく理解することが大事だと思う。アルコール依存症といえばお酒が切れると手が震えたり、肝臓を悪くして体を壊すイメージだった。 夫の場合は酩酊異常からくるアルコール依存症だ。酔い方が尋常じゃないし、すぐにブラックアウトしてし…

3月11日

心地良い生き方があることは知っているが、そこに身を任せられない自分がいる。 多少の心地悪さがある方がしっくりくるようになってしまっている。 絵にかいたような幸せな家族になって良いのだ。それを心のどこかで抵抗している。 これは夫ではなく、自分の…

3月10日

アルコール依存症の家族の本音は怒りや憎しみではなく寂しさだと思う。 夫が断酒を始めても私はまだ寂しさを手放すことができない。 一人で頑張る自分、夫に頼らない自分、夫が飲酒欲求と戦っているので邪魔できない自分、そういう自分を作り上げて一人で寂…

3月9日

怒りはかつては「ヒステリー」として表出されていた。今は「嫌味」として表出される。 私は断酒をしている夫に今でもたくさんの嫌味をいう。それは無意識だが、夫はその嫌味に敏感に反応する。 夫が飲酒していた頃は、夫が帰宅したあとずっと家にいると飲み…

3月8日

アラノンとの出会いがなかったら今の生活はなかったと思う。きっと離婚していただろう。そして夫はお酒に飲まれてしまっていたと思う。私はその罪悪感に苛まれていただろう。 とらわれの思考から抜けたのはミーティングだ。淡々と体験を話す人たちをみたから…

3月7日

「へーそうなんだ。」ということは意外と難しい。自分の思い入れが強ければ強いほどそうだと思う。 私は特定の宗教をもたないので、持っている人はどうやってアラノンの考えを受けれるのだろう。 私はまだ受け入れていないところがある。身を任せられない自…

3月6日

最初の頃アラノンの話を夫にしたことがある。よくないことだ。 どうして話したかといえば、自分の努力を認めてほしいと思っていたからだろう。 当てつけに近い。 アノニミティを守ることはもちろん大事だ。それ以前にアラノンの話を誰かに話したくなるという…

3月5日

家計管理でもめているが、私は物欲があまりないし、必要なお金は前もって用意しておきたいタイプだ。夫は元々借金もあったし、お金の管理が苦手だ。 だから、お金が必要になったらかき集めるという考え方だ。 夫はお金の管理を私に任せたい気持ちと、自分で…

3月4日

またお金のことでもめた。私はこれまで自分がされてきたことを逆襲しようとしている。酔っぱらって、「どうしてお前の親はマンションを持っていないんだ!」と暴力を振るわれたり、なんだかそんなようなお金がないのはお前のせいだということを繰り返し言わ…

3月3日

秩序と平和の中で他の人たちが暮らしていることは知っていたけど、それを自分たち夫婦に当てはめることがまだできない。 夫の休みの日に予定を聞く時に緊張する。それは断酒しているからストレスをかけてはいけないと思うし、どういう生活がしたいのか夫自身…

3月2日

変えられないものを受け入れる 夫は変えられないけど、変わっていくこともある。 この違いは大きい。変えようとすると変わらないが、変えようとしなければ変わっていく。 変えられないことは自分の実力不足ではない。 夫の飲酒によって私は変えられたのでは…