nirenohi’s blog

アラノンで今日一日を続けます

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

9月30日

子どもは0歳児だが、夫が好きだ。夫をみると笑うし、抱っこしてもらうと満足そうだ。私は仕事復帰が決まっているので、できるだけパパっ子にしたいと思っていた。 そうなりつつあるのは自分の願い通りだが、夫もこどもがかわいいことは確かだ。 こどもをか…

9月29日

聞かないという病気は確かにある。そういう病気の人を見かける。自分の考えが正しいと思い込んでしまうとそういう病気になってしまうのだろう。 自分が言いたいことで頭がいっぱいになってしまうと頭の中に聞くスペースがなくなってしまう。 だから適宜吐き…

9月28日

夫に「依存症のことをまったくわかってない」と言われた。夫に依存症の自覚がでてきたのか、と驚いた。 ステップをやり直してみるけど、昔の自分の感想をみてビックリする。

9月27日

黙認ってたくさんしてきた。家では飲まないと約束しても、家にお酒をだんだんと持ち込んで結局はもとのように家で泥酔してしまう。 そんなことを繰り返しているので、今回はビール1本飲んだだけでも指摘してしまった。本当は気づいても言わないべきだった。…

9月26日

自分自身の動機がはっきりしないことがある。 夫が病院に通い始めたが、この前コロナワクチンの1回目の接種のあと、仕事へ行き、帰宅してからほぼ1日爆睡していた。次回の病院はコロナワクチン2回目の翌日だったので、車で1時間ほどかかる病院まで運転し…

9月25日

「自分自身の中で自由」これだけは本当だとわかる。生きていれば様々なしがらみはある。だけど、そのしがらみに振り回されるのか、聞き流すのかは自由だ。 自分を縛り付けるのは自分だ。夫に対して私は責任を負わない。私に対しても夫は責任を負わない。そう…

9月24日

夫がどういう気持ちで通院しているのか、薬を飲んでいるのか私にはわからない。本気でやめようとしているのかもわからない。ただ、通院して内服をしているという事実だけは本当だ。今までは本当にやめる気あんの?と思っていたが、そんなことは本人にだって…

9月23日

夫は様々な約束をしてすぐ忘れる。脳のMRIをみても、萎縮がある。そのせいだけではないと思うけれど、そう思って約束を忘れることは前提で接するようにしていた。どうせ破られるか忘れてるだろうと。それが、最近になって少しずつ私の言ったことを覚えてくれ…

9月22日

夫は今きっと仕事帰りにビールくらいしか飲んでいない。家では飲まない約束なので、ぱっと見ではわからないくらいに量を減らしている。でも、態度や言葉で飲んでいるのはわかる。この前、帰ってくるのが遅かった時に私は正直不安とイライラを感じていた。帰…

ステップ4

「自分に素直になる」 私はこどもが欲しいと言えた。それが人生を大きく変えた気がする。正確に言えば、不妊治療をやってみたい。と言ったのだ。それは正直な気持ちで、婦人科的にも自然妊娠は難しいと言われ、年齢的にも高齢だから、きっとできないだろうし…

ステップ3

情熱の薔薇の歌詞のすごさを思う。 「答えはきっと奥の方、心のずっと奥の方 涙はそこからやってくる心のずっと奥の方」 今まで涙がたくさん出たけど、何の涙かわからない、でも心の琴線にふれたのだ、とわかることがある。でもそれをうまく説明できない。 …

ステップ2

自分が正常かと言われれば自信はないが、一時の狂気にまみれたころに比べればだいぶ冷静になったと思う。 自分にのみ頼って生きていくことができないとは今も思う。自分にのみ頼って生きていくことが独りよがりだとも気づいた。 ベストを尽くしたならなるよ…

ステップ1

言っていることはよくわかる。でも実行できていない。 アルコールに対して無力であることはわかってはいるけど、もしかしたら、という希望が捨てきれない。いつだってアルコール>本人の意思なのに、今は、アルコール<本人の意思じゃないかと思ったりしてし…

9月21日

2018年の3月にステップについてまとめたノートを読むと、「正気になんてなりたくない。」「本当は正気になりたい」「正気になったら劣等感を感じるから嫌だ」と書いてあった。今読み返してみるとこの頃は「自分にとって何が必要かより、二人にとって何が必…

9月20日

夫は病気だ。私はアルコール依存症を病気だととらえている。ただ、他の多くの人たちはアルコール依存症病気ととらえていない。 実家の近くに住んでいるので、こどもと買い物に行くとき実父が荷物をもつためについてきてくれたりする。今日も同じようについて…

9月19日

この前テレビで、「結婚とは一人の人間に対していろんな感情を経験すること」みたいなことを言っていた。 あぁ、私は結婚しているんだな、と思った。好きになり、嫌いになり、怒って、裏切られて、許して、悲しくなって、でも自分のよき理解者であることは変…

9月18日

「待つ」のはずっと待ったと思う。先々月に病院に行くまで、怒ったりお酒をやめさせようとしながら待った。それを待つとは言わないかもしれないけど、10年以上いつかやめるはずだと待った。そして今は通院して薬も飲み始めたので、夫は「治療中」だ。家族…

9月17日

無力を認めなければ謙虚にはなれないから、無力さを認めることがスタートだと思う。 無力は敗北ではないし、夫がお酒におぼれてしまうのは私のせいではない。 私は最近強気になってきた、というか、夫に嫌われたくないという気持ちがなくなり、 自分の考えを…

9月16日

「おかしい」とよく言う人がいる。私の母しかり、職場全体がよく「おかしい」を多用していた。 私は転職経験が多いので、その職場職場でやり方は様々で、おかしいおかしくないという言い方は適切ではないと思う。間違っていれば間違っているっていえばいいの…

9月15日

今日夫にお金のことについて話をした。これまで夫が管理したり、私が管理したり、折半したりと色々な方法で家計管理をしてきた。今は育児休暇中なので、夫が全部払って、足りない分や食費は私が出すという方法で4月からやってきたが、次第に足りない分が増…

9月14日

「いかなる信仰の主張もアラノンプログラムに当てはめることができる」 いかなる宗教も結局は「今日を大切に生きなさい」ということを言っていると思う。 人の幸せは普遍的なものなのだと思う。 アラノンのプログラムも目新しいことが書いてあるわけではない…

9月13日

夫との間には壁があると思う。嘘をついているとかそういうことではないし、夫の前では一番素直な自分でいられるような気もする。実家にいる自分より夫といる自分の方が好きだ。でも壁はある。夫が作り出している壁の方が厚い。 それは罪悪感とか自己嫌悪とか…

9月12日

「無意識のうちに、自分の考えだけが正しいと思い込んで、他人の人生を支配することで満足感を得ているのである」 母がよく「小さな親切大きなお世話」と言っていた。お姑さんのためにプレゼントを買ったら、目上の人にこんなものを贈るなんて非常識と言われ…

9月11日

皮肉は思いついた時にはまだ言ってしまう。 でも、今まではお風呂に入っている時とかに「良い皮肉」を思いついたら言わずにいられなかったけど、最近は「良い皮肉」を思いついても言わないでいられるようになった。 やっぱり心のどこかに報復したい気持ちが…

9月10日

私は子どもを不妊治療で授かった。元々欲しかったわけではなく、30代後半、結婚して10年以上経ってから急に不妊治療をしようと言いだしたような感じだ。 だから子どもをみるたびに、不妊治療で授かった欲しくて産んだ子なのだと思い出す。不妊治療自体は…

9月9日

自分の姿勢を変えようと努力はしてきたつもりだ。でもやっぱりとらわれてしまうことがあった。夫がアルコール専門の病院に通院し始めてから、とらわれが減った。 お酒を飲む言い訳なども「それは私に言わないで先生に言って」と私の反応に逃げ道ができた。 …

9月8日

私は「人生の伴侶をアルコール依存症者の列から選んでしまった」という言葉が好きだ。私が選んだということで、私が選ばれたわけではない。 そして、「あまり面白くないパートナーと取りかえる気はない」もその通りだと思う。この矛盾が「じゃぁ夫を変えよう…

9月7日

品位がある。アラノンのミーティングに来る人たちにはそう思う。 理由は簡単で、自分のことに集中しているからだと思う。他人にあれこれ言う下品さはないし、謙虚なことしか言わない。 私もアラノンのミーティングにいるときは言葉を選べるし、下品さはない…

9月6日

夫は毎日抗酒薬を飲んでいる。その場面をみると私は申し訳ない気持ちになる。 「私がこの人から楽しみを奪ったのだ」というような。でも薬をのむ決断をしているのは夫自身で、私は薬を飲めともなんとも言っていない。本人の意思で飲んでいる。その決断に対し…

9月5日

「もし私が自分はどんな者であるかを本当に知るなら、私は自分自身をずっと好きになるはずだ」 私の感想は「そうかなぁ」だ。 自分自身の洞察に正直になると言っても、本当の自分がわからないので、その洞察があっているのかもわからない。でもよく職場とか…