4月2日
相手の欠点についてばかり考えているときはラクな時だと思う。
自分の思考にまかせていたらどんどんそうなってしまう。
相手の欠点に気をとられていると新しい考えが受付けられなくなるのはその通りだと思う。それが年単位で続いたからこそわかる。
仕事上の人間関係であれば、異動や退職など環境の変化もあるので、新たな視点にならざるを得なくなったりするが、夫婦はそういうことはないので、欠点を自分にとって都合の良い方向に解釈して、自己憐憫にふけったり、相手を責めてみたり、それが何年も続く。責める方も、責められる方も年単位で続くのだ。
当時大変だと思ったことも、今となれば小さな苦しみだと思いかえすことができるようになって、今の小さな苦しみ?も、客観的に考えられるようになってきたと思う。