4月5日
12のステップを数年前にすべて書き写して、自分の考えをノートに書きだしたことがある。
その時には自分と親の関係についてもたくさん書きだした。
「ある暗いかくされた罪の意識が私たちの病気からの解放より罰せられることを渇望しているのである」
母は私の幸せをは願っていると思う。ただ、楽観的でただただ幸せであることを本当に願っているかというとやや疑問だ。
母親は自分は不幸だと思い込んでいる。
それ故に、娘が何の苦労も知らず、楽観的で、天真爛漫に幸せになってほしいと欲しいとのぞんでいるようには見えないのだ。
それなりの苦労をして私の大変さをわかってほしい、ラクばっかりするな、というメッセージが垣間見えるのだ。
母は人とくらべて自分はどうかという価値観で生きている。
そんな環境で育った私はもちろん親に認められることもなく、自己肯定感も低かったし、反抗期もなかった。
親が正解だと信じていた私に、「お母さんの言ってること間違ってるからね」と真正面から言ったのが夫だ。親離れできたのは夫のおかげだ。共依存の対象が母から夫に代わっただけといえばそれまでだが、価値観を変えてもらったことには感謝している。
「かくされた罪の意識」はただただ幸せになってはいけないという母から植え付けられたものだったんだろうと思う。