４月１８日

依存症のハンドブックなどに、誰もが健康な生活を送りたいという気持ちを持っているとよく書いてあった。最初は信じられなかったが、今はその通りだとおもう。

夫をみていても、そこまで飲みたくないという本人の気持ちを感じ取れるようになった。最初の１杯は自分の意思だったとしても、その先は自分の意思とは関係なくなっている。だから飲みすぎた次の日にどうしてそんなに飲んでしまったのかという自分でも不思議な気持ちや罪悪感が起こるのだろう。

最初の１杯を飲まないことが大事といわれる理由もそういうことだと思う。

「本当はどうしたいの？」と本人に詰め寄った時期もあった。

こんなになるまで飲みたくないという答えが返ってきても、信じることができなかったし、もっと全体的にどうしたいのかを聞いているのに、そんなピンポイントなことを言われても納得できなかった。

けれど、逆に私自身どうしたいのかなんてその時は何の答えもでていなかった。

離婚したいのか、一緒にいたいのかすら答えがでていないのに、相手に答えを迫って、

自分の中でも答えがでていないのに、「そうじゃない、そうじゃない」とどんどん相手を追い詰めていただけだと思う。

自分で自分をコントロールすることに全力を注がなければ自分の感情なんてコントロールできない。相手をコントロールしたいと思ったときには自分の感情をまず整理するよう心掛けていきたい。