4月22日
愛と憎しみは個人的な関心をもっている証拠である、というのは本当によくわかる。
彼の人間性を認め、病気を憎むようにするということは、シラフの時を尊重するということだ。酔った時に言ったことより、シラフの時に言ったことを信じることは難しかった。でも、シラフの時に言ったことを信じることによってソブライエティにつながっていくというのも真実だと思う。
人は信じてもらえた方へ無意識に引っ張られるのかもしれない。
そのためには、シラフの時にできるだけ、私が受容的な態度でいることが大切で、
酔っていない時に沈黙や攻撃でいっぱいにしていてはせっかくのチャンスをつぶしていることになる。
夫の場合だと、シラフの時は仕事をしている時で、その時のがんばりを認めてもらえることで徐々に立ち直ったのかもしれない。
自営業から転職して会社員になったので、転職先はシラフの夫しか知らない。
そこで得た評価は彼自身の評価だ。お酒を飲んで見栄を張らなくてもそのままで評価されたことは自信になったと思うし、私にも「彼はまじめに仕事をして評価されている」という自信をくれた。
そこから私の夫に対する見方も変わってきたのかもしれない。