光と闇のどちらに自分が向くかだけだ。闇にいた方がそれで良いのだと自分が納得すればラクだし、光を求める自分はいけないんじゃないかと思ったりする。
でも本当に困ったときにはそんな葛藤は吹っ飛んで、文字通りすがるように光を探し回る。
結局自分を助けてくれたのは「自分のものの見方をかえよう」というシンプルな話で、アラノンでは秘策を教えてくれたわけではない。
当たり前のことを言っているのに、それを実行している人がいることが説得力をもつのだ。ひどい状況から抜け出した人を実際にみることで、光はあると思える。
アラノンはノンフィクションだからすごい。