１０月８日

小さな事柄を大きくすることは多々ある。その理由は予期不安だろう。

もめごとを探し求めているつもりはないが、夫から見れば私が小さなことを大きくしてもめごとを作り出していると思っているだろう。

この前、夫が公園に飲みに行ったまま６時間近く帰ってこなかった。そんなに長時間なことはなかったので、電話をかけてみたがでなかった。しつこくかけてもこじらせると思い、そのままにしておいたら酔っぱらって帰ってきた。入れ替わりくらいで私はでかけたのでそのあとのことは知らないが、起きたら覚えていなかった。

おそらく公園で飲んだまま寝てしまったらしい。トラブルにはなっていないと思うとのこと。その日の仕事のアルコールチェックもクリアしていた。

その時に夫から、「お酒を飲むといくら気を付けていてもこういうことがついてまわるんだ」と反省のようなことを言っていた。その時私はすかさず「公園でそんなに寝てたのに通報されなくてよかったね。警察きて、何すんだよ！とか言っちゃったら公務執行妨害で逮捕されちゃうよ」と言ってしまった。

「公園で６時間飲んだり寝てたりした」ことが「警察に捕まらなくてよかった」という結論になっている。私の中では正論だ。でも夫の中では小さなことを大きくされたと思っているだろう。ゆずることも、手から離すこともできないのだ。とっさにそういう言葉がでてきてしまう。「おおごとにならなくてよかったね」という飲んだことへの嫌味だ。

「家では飲まない」今の約束はこれだけだ。それが守られているのだから嫌味を言われる理由もないはずだ。必要以上に求めた結果、不安が生じたということなのだろう。