４月１３日

アラノンの考え方を知ったあとに、アドラーの嫌われる勇気を読んだので、アラノンの考え方は何か特別なものではなくて、日本人特有の因果論ですべてを考えない方が良いという一般論に落とし込むことができた。

不幸な生い立ちだったから犯罪を犯す、とか、マスコミもそういった因果論を持ち出してあたかも不幸な生い立ち＝犯罪のようにしているけど、生い立ちが不幸でも今幸せな人はたくさんいるし、そう思い込むことで今日から人生は変えられるのに、あなたにはこんな過去があるから人生を変えることはできないという洗脳をしているだけだと気づいた。

「過去は今日と明日をより充実させたものにするために使われる経験として以外何の価値もない」

そう考えている人は本当に少ない。

考え方は日々変わるし、行動も変わる。それが自然なことなのに、前はそうじゃなかった、とか、変わることに抵抗する人間の方が圧倒的に多い。

それは相手が変わってしまうことへの怖れなのかもしれない。

ソブライエティの話にも通じるが、自分が今日１日を生きること、そして他の人もまた今日１日を生きていることを認め、今のその人を先入観なく認め、過去にひきずられない人間になっていきたい。