nirenohi’s blog

アラノンで今日一日を続けます

10月14日

この章を読んで、初めて私がミーティングで話してきたことが「与える」ことになっていたのかもしれないと気づいた。私は自分の感情を垂れ流すようなことしかしてこなかったけれど、自分の経験を話すときに、真剣に聞いてくれた人たちは何かを受け取っていたのかもしれない。私の色々な経験を話すことで誰かを勇気づけることができていたならこんなにうれしいことはない。

今考えても、お酒を飲んでどんな目に遭ったか、を聞くだけでも、自分と比べるわけではなく、同じようにつらい思いをした人がいるんだ、そしてアラノンに来てよくなりたいと思っているんだ、と分かち合えるだけで安心というか、勇気というか、孤独じゃないと思えた。少なからず私も自分の経験を話すことで多少なりともそう感じてくれた人がいるのかもしれない。

結局はミーティングに参加するだけでも、「こんなに同じ悩みを持つ人がいたのか」と勇気をもらえるのだから、私も少しは人の役に立てていたのかもしれないと思うと、素直に嬉しく思う。