７月１日

「彼が自分に対する自信のなさに苦しみ続けている時に、私が自分への自信を少しずつ築き上げていくことは結婚の契りに不誠実なことになるのでしょうか？」

ここに私はずっとつまづいている。そもそも自分に自信がないのはお互い様で、私は自分に自信をもつことが怖い。自分に自信をもってしまったら、他の人がなんというか、何を根拠に自信をもっているのか、難しく考えてしまう。自分は自分のままで良いのだという自信がもてない。

私からみれば夫は自信満々のようにもみえる。それは酔った時に自信過剰になるから、それを出会った時からずっとみているから、自信のない人なのだ、ということに気づいたのは結婚してしばらく経ってからだった。もしかしたら、アラノンに通い始めてからかもしれない。

今は自分に自信がないのがわかる。文字通り、自分で自分を信じられないのだと思う。すぐにブラックアウトしてしまうから、自分で自分が信じられないのは当然だし、

もう飲まないという約束をどれだけ破ってきたのかは本人が一番わかっているのだと思う。自己嫌悪もすごくわかる。

でもそれは私には関係のないことだと、今は割り切れている。私には今、妻としての視点と、母としての視点がある。まだ妻としての視点で考えてしまい夫に引っ張られてしまう部分があるが、母として成長して、自分の視点をもてるようにしていきたい。