8月15日
「最善を尽くす」ことが私はとても苦手だった。あえて最善を尽くさないこともあった。最善を尽くしてしまったら、その結果が自分の実力だと認めざるを得ないからだと思う。「最善を尽くす」ためには、その結果を自分で引き受けることが必要だ。
これが私の実力です、と。
最善を尽くせない他の理由は、損得で考えてしまうこともある。ここですべてを出し切るのって損じゃない?というような感情だ。
他人の評価を気にしてしまったら最善を尽くすことはできていないのだろう。
「外的世界に対して建設的に行動する決意と勇気を与えてくれる」のは、「自分自身の力と自信を認めることができてから」だと、順番があることを知った。
建設的に行動できないとは、損得で動いてしまうことと同じなのだろう。