nirenohi’s blog

アラノンで今日一日を続けます

6月9日

「私に行動を起こさせるすべての決断の本物の理由を考察する」

 

出産前は子どもは一人以外考えられなかった。経済的なことや年齢的なことからそうだろうと思っていたけど、出産したら、別な気持ちがわいてきた。具体的にはマタニティで使用していたものを捨てるかどうか考えた時に「また使うかも」という気持ちが自分の中にあったことだ。「もういらない」と思わなかった。

そのことに自分でも驚いた。それに、そうなったら仕事はどうすれば良いんだろう、とか具体的に想像し始めた。夫にもその話をした。出産してから「産めばどうにかなる」という人の言葉がわかるようになった、とも話したら、夫に「どうにかする覚悟があるかどうかじゃない?」と言われて、あぁそうか、と思った。

今まで自分のために仕事をして、自分のタイミングで色々転職したりしてきたけど、

どうにかする、っていうのは家族のために働くという覚悟を持って仕事をすることだ。どうにかする、という主体的なものだ。どうにかなる、という他力本願ではない。

私はいつもどうにかなる、と他人に自分の決断を委ねて、いいわけばかりしてきたような気がする。自分の本当の動機を考えてこなかったからだ。他人がどう思うか、に比重をおいて決断してきたからだ。

自分が空っぽなことを知っているから取り繕うようなことばかりの人生になってしまう。自分の行動の動機を丁寧に考えていくしかない。