８月１４日

「長い回復への道のり」

この言葉が理解できるまでに１０年以上かかった。私は「もうお酒は飲みません」と言ったら次の日から１滴も飲まないことを期待していたし、１滴でものんだらその瞬間から激怒していた。キーワードは「長い」ということだ。何かの資料で断酒までに平均３年かかると読んで、それを受け入れることができた。

その３年の間に何かトラブルがあったら、とか、前だったら思ったかもしれないが、夫と自分を切り離すことができたせいか、そう思わなくなった。

私は私で色々失敗しながらもアラノンにその都度助けてもらいながら、今このスタイルを確立しつつあり、継続していくつもりだ。ミーティングに出席するのも良いが今は無理だし、そこまでピンチでもない。激動の時期を越えて、自分なりのやり方をみつけたような気がする。やっぱり大事なのは毎日続けることだと思う。夫も毎日飲みすぎないことを繰り返しているのだろう。その先は考えても仕方のないことなのだ。