5月27日
口を開くことが問題を悪化させる
そもそも口を開くこと以外で私が問題を悪化させることはない。先週も私が「いつまで飲むの?」というようなことを言ったことからこじれた。
これ以上飲んだら絡まれるという不安、明日こどもを見てもらう予定なのにそれができなくなるという不安、そんな不安から言ってしまった。
夫はいまお酒を辞める薬を輸入して飲んでいるらしい。「なんで今飲むのを辞めようと思ったのにそういうことをいうのか」と怒られ、明日はこどもはみない、と言われ、もっと飲むから、その一言がなければここでお酒やめてたのに、等、耳の痛いことを言われた。
私は不安だったから、いつまで飲むかを聞いたといったけど、本当は違うような気がした。先々週も同じようなシチュエーションで、次の日に運転するのに、こんな時間まで飲んでいたら飲酒運転になっちゃうよ、と言って、色々文句は言われたけれど、飲むのを辞めさせる(本人の意思ではあるけれど)ことに成功していた。翌日には問題なく車にも乗れて、予定をこなすことができた。
この出来事を夫は自分は先々週もお酒を飲みすぎたが、予定通りに事なきを得た、と思っていた。成功体験だったようだ。私は、夫が飲みすぎるのを阻止して、寝てるところをたたき起こして、予定をどうにか実行した。私にとっても成功体験だった。
私のは本当は成功体験ではなく、ただ干渉しただけで、そこに夫が寝た、という偶然が重なっただけだ。
口を開かなければこんなことにならないのに口を開いてしまうのは自分の弱さだ。