6月10日
夫婦は二人で1つの家庭を築いているので、自分の意見が通るのは50%と考えるのが良いのだろう。
アルコールの被害について語るときも、自分は真実の50%しか語れないと思っている必要がある。自分はすべてを知っていると思うのは思い上がりだ。
私は夫について知ったようなことを思っているが、夫は私について知っていると思っているだろうか。夫は私の何をどのくらい知っているのだろう。
仕事などの社会的なことについては一応知っているけれど、夫は私が何を考えているかは知らないと思う。そもそも興味がないのかもしれないけど、それで私は十分暮らしていけるし、夫が私が何を考えているかはお見通しだ、とか言ったら「はぁ?」ってなる。これは夫以外の例えば母親とか友達とかに言われても「はぁ?」かもしれない。
私が何を考えているか夫が常に気にしていたら、イラっとするし、こうしようと思ったんでしょ、とか言われたら腹が立つ。
お互いが自立していることが基本で、干渉しないことは人間関係の基本だ。
なのに自分が被害者だと思った途端、どうしてそういうことをするの?こういう理由?とか相手の頭の中を探ろうとしてしまう。
私だって自分のことがよくわからない。だから他の人だって自分のことがよくわからなくても当然だ。