nirenohi’s blog

アラノンで今日一日を続けます

6月8日

人の役に立ちたいとは常に思っているが、夫の役に立ちたいと思っているかというと、他人に対して思っているものとは違う。

他人に対しては無償でも役に立ちたいと思っている。仕事でも役に立ちたいという思いから他の人の仕事を手伝ったりして、のちのち自分が困った時に助けてもらったりすることはあるが、決して見返りを求めているわけではない。

夫の役に立ちたい、結婚当初はそう思っていたかもしれないけど、今は夫をどうにかしたい、という表現の方が近いと思う。

役に立ちたい、というのはその人がそうなりたいようにお手伝いすることだと思う。

夫がなりたいようにお手伝いしたいが、どうなりたいのかがわからない。

そして「どうしたいの?」と問い詰めれば問い詰めるほど状況は悪くなっていた。

役に立つって相手がどうしたいのかがわかって初めて成立する。

出産、育児にあたり母は私の役に立ちたいと強く思っているが、余計な口出しをして嫌われたくないとも思っているから、すごく気を遣っていると思う。

私がどうしたいのか、を探りながら手伝ってくれている。それでも「そうじゃないんだよな」と思うことが多々ある。

役に立つって、近くにいて、その人の背景を知っていれば知っているほど考えすぎて難しくなる。道に迷った人に道を教える、みたいな短絡的なやりとりではなくなるから。

あなたの役に立ちたいと言われて、「じゃあこれをお願いね」ってすぐに返せるくらい自分の気持ちや行動を把握できる自分になりたいと思う。