nirenohi’s blog

アラノンで今日一日を続けます

7月12日

「アルコールに対して無力」それが共通認識ならなんら問題ない。覚せい剤のように。

でもアルコールに対して無力だなんて思っている人はほとんどいない。

私の母はお酒や料理を振舞うことが好きだ。夫はそれに付き合うことを自分の役目だとも思ってきた。今回私の両親にも断酒していることは伝えているので、先日私のいとこたちが祖父母の家に集まった時にもいつもならビールを持ってくるらしいが、夫も参加するので、持ってこなかった。持ってきても飲むのは10人中2人くらいだ。

母にとってビールはご褒美やおもてなしなのだろうけど、飲まない人にとってはどう映るのだろう。母もまたお酒のない世界を否とする、飲めてなんぼみたいな人だ。

言い方は悪いが、母は自分と向き合えていない。自己憐憫にまみれた人で、それを隠すように陽気でたくさん食べてたくさん飲む、みたいなキャラクターにしている。

お酒を飲む陽気な人を演じている、そしてお酒にとらわれているとも思う。

立場上夫は私の母には何も言えないから、私が母を止めるしかない。

もう一緒にお酒が飲めないの?と寂しそうだが、そうだよ。と言い続けるしかない。