8月17日
アラノンに行く時に一番心配したのは、知っている人がいたらどうしよう。だった。
それと、アラノンに行く場面を知っている人に見られたら。という不安もあった。
今もミーティングに行こうと思った時にこの二つが頭をよぎる。
もし、ミーティングに知り合いがいたなら同じ悩み、言い方を変えると弱点を握りあうのだから大丈夫だろう。行くところを見られても、「アラノン」の存在を知っている時点でお酒の悩みを持ったことがある人なのかもしれない。もし見られて、声をかけられたら説明すれば良い。アラノンでは話を口外されないことはわかっているし、口外することがアラノンへの裏切りのような罪悪感をもつことは容易に想像できる。
今もアラノンへ行くことに少しの罪悪感がある。夫への当てつけではないけど、そう思われているのではないかと感じる。親に知られたら、かわいそうな娘だと思われるのではないかとも思う。
他人にどう思われようと私は良くなりたいのだ、と開き直ってきたので、私は今もアラノンに関わることができる。
一つ言えることは私はこれまでアラノンで聞いた話を他の誰かにしようとは思わない。