９月１８日

「待つ」のはずっと待ったと思う。先々月に病院に行くまで、怒ったりお酒をやめさせようとしながら待った。それを待つとは言わないかもしれないけど、１０年以上いつかやめるはずだと待った。そして今は通院して薬も飲み始めたので、夫は「治療中」だ。家族がむやみに口出しするものではないと思える。何かあれば病院に聞いてくれと言える。今初めて穏やかに待つことができているような気がする。

他にも「家では飲まない」というルールを夫が守っているから穏やかなのだろう。今までも同じように決めてもだんだんと家にお酒を持ち込むようになっていた。今回はそのルールが守られているので、身の安全が守られている。いつか破られるかもしれないが、今のところは安泰だ。そして実家の鍵も持っているので、避難先も確保できている。これも私が今回は穏やかでいられる理由かもしれない。

そして、アラノンで今日１日を続けいてることも待てるようになった理由だと思う。

こういうページに度々出会い、「待つ」ことの大切さを再確認する。

アルコール依存症が改善するためには数年かかる。その覚悟も今回できていた。

自助会は行っていないが、自己努力が始まったのを一緒にいて感じる。相手に期待するのではなく、ただ自分のやるべきことをやって「待つ」。それだけだ。