９月１９日

この前テレビで、「結婚とは一人の人間に対していろんな感情を経験すること」みたいなことを言っていた。

あぁ、私は結婚しているんだな、と思った。好きになり、嫌いになり、怒って、裏切られて、許して、悲しくなって、でも自分のよき理解者であることは変わりなくて、私のわがままにも付き合ってくれて、情もあって、私の期待に応えようとする努力も垣間見えて、ここまでいろんな感情を経験した相手はいない。

アルコール依存症の問題は苦難の１つに過ぎない。そう思うことができそうな気がする。

そこさえ直してくれれば、という残念な思いになるのではない。そのためには自分のことに集中することが必要なのだろう。直してくれればなんて一方的な期待で、私の努力ではない、ともに乗り越える苦難の一つだと思うことはできそうだ。