nirenohi’s blog

アラノンで今日一日を続けます

9月20日

夫は病気だ。私はアルコール依存症を病気だととらえている。ただ、他の多くの人たちはアルコール依存症病気ととらえていない。

実家の近くに住んでいるので、こどもと買い物に行くとき実父が荷物をもつためについてきてくれたりする。今日も同じようについてきてくれて、家の玄関を開けたら、夫がいた。実父に挨拶するのかと思ったらそのまま行ってしまった。実父は苦笑いしていた。夫は仕事帰りにお酒を飲んで、家ではコーラを飲んでいた。軽く酔った状態だった。その姿を実父にみられてしまったことは気まずかったのかもしれない。

今までなら、「お父さんに挨拶は?」とか怒ったと思う。でも今はこれが現実だと思う。父に何か言われても「さわやかな挨拶とか期待しないでほしい」というしかない。

お酒をがまんする、という「普通」の人が「普通」にできることができないから病院に通っているのだ。

このことを両親や他の人に理解してもらうことが難しい。理解してもらわなくても良いが、今日の夫の態度は父を傷つけたかもしれないと思うと申し訳なくなる。

病気がそうさせているのだ、と他の人に対して夫の尊厳を守ることが、イネイブラーのようでそこでも自分が迷ってしまう。

私の修行がまだ足りないのだろう。