９月２７日

黙認ってたくさんしてきた。家では飲まないと約束しても、家にお酒をだんだんと持ち込んで結局はもとのように家で泥酔してしまう。

そんなことを繰り返しているので、今回はビール１本飲んだだけでも指摘してしまった。本当は気づいても言わないべきだった。１日中考えた。アラノンの考え方なら言わないべきだ。でも、他の資料に一度決めたルールは守る、と書いてあることを思い出した。黙認してしまっては一貫性がない。言葉では拒否しても行動では承認している。だから今回は最初の１本で指摘した。今まではしなかったことだ。飲むなというわけではなく、０歳児がいる家庭をお酒臭くしたくないからだ。

結果として、そのせいで断酒は延期になったそうだ。言い訳を与えたのは私だ。

私は今回の自分の行動を本当は良くないけど良かったと思っている。後悔はしていない。黙認は相手の成長を待つことかもしれないけど、待てる自分でないなら冷静に伝えないと恨みに変わってしまう。家でもビール１本くらいなら平気か、と思われてしまったらそこからどんどんエスカレートしてしまうのがこの病気だし、指摘するタイミングを逸してしまう。今までもビールを飲み始めたら焼酎を常備するようになって、そうなったら怖くて指摘できなくなってしまっていた。守るものは守る。こどももできて、そう思うようになった。