nirenohi’s blog

アラノンで今日一日を続けます

12月15日

昨日は夫の仕事が休みだった。夫が飲みすぎないか今まではかなり緊張していたけど、昨日はあまり緊張しなかった。「どうせ飲むんでしょ」という気持ちも怒りではなく、「飲むだろうけどまぁいいか、もしかしたら飲まないかもしれないし」くらいになった。

結局夫は仕事が終わってから用事を済ませたあと、外で飲んでいたが、帰ってきたらほとんど話をせず、こどもにも挨拶しただけで寝た。夜中に起きてまた飲み始めて、こどものところへきてそのまま寝てしまい、また起きて部屋に戻ってまた飲んでまた寝て。としていたが、からまれることはなく終了した。

私の感情も怒りはなかった。最後部屋に戻って飲み始めた時には大きな声で歌ったりしていて、ちょっとイラっとはしたけど、部屋の扉を閉めて一人で何をしようが勝手だよな、と思った。私だって一人で部屋の扉を閉めたあと何をしたか文句を言われたくない。まして歌を歌っていたと文句を言われたら、そんなことまで言われなきゃいけないの?と思うだろう。今までは普通にそういうことまで干渉していた。でも冷静に考えればよほど逸脱していなければ文句を言う話ではない。夫は何時頃まで飲んでいたのか記憶はないようだが、からまずに終われたことを喜んでいた。私はストーブをつけっぱなしで寝ていたことは注意したが、それ以上の文句は言わなかったような気がする。

今日の私の感情はうまく飲めたと喜んでいる夫に、よかったね、とちょっと優しい気持ちもある。「飲まないって言ったじゃん」とか「からまれなくて実は寂しい」とかではなく、少しほほえましいくらいの感情だ。

この結果は夫の成果ではなく、私が自分自身にほほえましい気持ちになっているのかもしれない。自分を傷つけなかった分、自分が救われている。