2月17日
夫に対して温かい心があるのかはわからない。それは夫のために自己犠牲をはらうことを温かさと勘違いしている部分があるからだ。
夫は断酒開始してから炭酸水を飲んでいた。炭酸水にレモンを入れていたので、コンビニで冷凍のレモンを買っていた。値段を聞いたらスーパーの大袋の冷凍レモンの方が安かったので、夫に「試しに買ってくるよ」と言って買ってきた。夫に「このレモンどう?」と聞いたら、「やっぱり安いだけあるね」みたいな反応だった。「じゃあもう買うのやめるね」と言ったら「いや、別にこれでも良いんだけど」みたいな反応だった。
数日間は買いに行かなきゃと思っていたけど、ふと、もう自分の首を自分でしめるのはやめよう、と思って買わないことにした。
理由は、冷凍なので、買ってすぐ帰らないといけない。そのスーパーはよく行くスーパーでもないので、子どもをつれてわざわざ買いに行くのは大変だということ。
そして、本当にそのレモンが欲しければどこで売っているのか、とか聞かれるはずだ。
私が親切を押し売りして、感謝されないからイラっとしているだけなのだと気づいた。
実際に夫は今は炭酸水ではなくて温かいお茶を飲んでいる。もし私がすぐにレモンを買っていたら、どうして買ってきたのに使わないの?とか勝手に怒っていたかもしれない。
夫にとっては有難迷惑でしかない。やさしさとかあたたかさってそういうことじゃないと気づき始めた。