4月24日
最初にアラノンに参加する時どんなイメージを抱いていたのかはっきりは思い出せないが、自分の経験を話しあうことで、慰めあえるようなイメージだったと思う。
それがいざ行ってみると、「自立」がキーワードのような印象だった。辛かったら抱きしめてあげましょうみたいなイメージすらあった私にとっては不思議な感覚だった。
それでもやはりみんなあたたかく、同志のような、スポーツで言えば、チームプレーというよりは自分の目標タイムをそれぞれが目指している者同士のような感覚。
自分がつらい理由は何かのせいではなく自分自身にあること、誰かを裁くことを常としている自分に気づくこと、自分で自分を苦しめていることに気づき、その解決策を知ること、そのためには日々の努力を要すること。
トラウマという言葉に逃げて、誰かのせいにしてきた私にとっては予想していなかった世界だし、高齢の方も取り組んでいる姿勢をみて、これは一生をかけて目指していくものなんだと感じた。