nirenohi’s blog

アラノンで今日一日を続けます

4月25日

「私の第一の仕事はアルコール依存症者が飲んでいようといまいと、私自身の生き方を整理整頓することである」

 

飲酒を止めるのは本人しかできないことだとわかるにも時間がかかる。

夫が飲みすぎるのは妻の管理不足ではない。

夫の視点で考えてみれば、やめさせようとする妻は自分を変えようとしてくる敵であって、飲んでるのも俺だと認めてほしいし、上手に飲めると信じて欲しかったのだと思う。

自分の生き方がごちゃごちゃの人に、責められるのは理不尽だったと思うし、言っている自分は筋の通ったことを言っているつもりでも、受け取る側は支離滅裂なことを言われていると思ったのかもしれない。

今思えば私は感情的で、自分はアルコールで失敗したことがないから、「どうしてうまく飲めないのか」という優越感から夫に劣等感を抱かせ、そこから派生して生き方自体を否定していたと思う。

仕返しに夫も私の生き方を否定するので、私はさらに感情的になっての繰り返しで、お互いに生き方への自信を無くしていったのだろう。

夫が飲酒をやめれば人生がすべてうまくいくという自分の依存的な考えから脱することが、自分の人生に向きあうための最初の1歩だと思う。