4月28日
「自分自身を常にかわいそうなものだと思っていなければ、生きることへの明るい見方が生まれてくるはずだ」
私は自分自身をかわいそうだと思ってはいないが、今の自分は自分自身の努力で作り上げたものだと思っている所がある。
自信はないけれど、自負はある。
夫は逆だそうで、根拠のない自信はあるそうだ。
そこが夫に惹かれた部分でもあり、反発心の根源なのかもしれない。
夫は一人っ子で初孫だったが、私は男の子と期待された中での次女で自分は生まれた時から歓迎されていないような気持ちを持っていた。
それはただ自分が感じていただけで、事実ではないこともわかっていたけれど、
社会で認めてもらわなければと勉強をがんばったり、仕事をがんばったりしてきた。
生まれながらに歓迎されてる人の根拠のない自信がうらやましかった。
その気持ちが自己憐憫の根源かもしれない。
夫は私の何が良くて結婚したのか、収入が目当てなのか、私が結婚したがったから付き合ってくれただけなのか、とにかく自信がなかった。
だから夫のお世話をすることで、これだけやったから夫に愛されるという自負を追い求めていたのかもしれない。
お世話が必要なくなったら私は去らなくてはいけないのか。という不安は自分の問題だ。昔はそう思ったこともあったが、最近は夫からの愛情を素直に受け入れられるようになってきたと思う。「明るい見方」ができるようになってきたのかもしれない。