5月13日
アラノンにたどり着いた時、私はすごく被害者だった。
警察に、この状態は異常です。被害届をだしてください。と言われて初めて私は自分が被害者なのだと客観的に思った。
それまでは、夫に対して被害者ぶることはあっても、他の人たちに対しては平気なふり、幸せなふりをしてきた。
それが正当化されたことで、私は被害者であることを自他ともに認めることができ、
アラノンに行くことができた。
アラノンでは被害者ぶっている人はいなかったので、そこでまた被害者ヅラをする自分を客観的にみることができた。
真の自信回復はエゴの拡大ではなくありのままの自分自身を知り、受け入れる…
今は自分の選択により夫と一緒にいることに自信がもてている。
こんな人と早く別れるべきだ、と心のどこかでいつも思っていた頃とは違う。
彼もまた尊重されるべき人間であるということを学ぶことができたからだと思う。
自分自身を好きになることはまだ途中だけれど、自己嫌悪はすごく減った。