nirenohi’s blog

アラノンで今日一日を続けます

5月22日

気楽にいこう という言葉は昔の私には嫌な響きだったと思う。こどものころから気楽にしていると怒られる、というかすごく忙しくて大変だというオーラをだしていないと攻撃されてきたからだと思う。そんな時間があったら勉強しなさい、とか十分な結果をだしていないのに気楽になんてできない環境だった。

大人になってもその癖は抜けなかった。夫は気楽な人にみえた。

今なら気楽にやることが自分を大事にすることだったり、自分の気持ちに素直になることだとわかる。怠けていると、気楽にやることは違う。

今日一日やる と重複するが、先の不安にかられるから気楽になれないのだ。

ここでゆっくりしたらあとが大変だ、とか、今無理してでもやっておこう、とか、人からなんていわれるかわからないから何かせねば、という強迫感。

「簡単にせよ」はその通りで、物事を複雑にしているのは常に自分で、やることがたくさんあるときだって、一つずつ終わらしていけば必ず終わる。自分が混乱してどれからやったら良いかわからなくなるから時間がないのだ。

ただ、複雑になっている頭の中を整理する時間は必要で、その時に「考えている暇があったら手を動かせ」という教育を受けてきた私はいったん立ち止まるということができなかった。今なら自分の裁量で、一旦整理することができる。

昔の癖でとにかく前にすすもうとしてしまうけれど、このことを心に留めておきたい。