１１月８日

私は利己主義だ。夫に対して敵意をもっているし、傲慢だ。

今日夫が洗濯物かごに入れてあったパーカーを洗濯した。ポケットにリップが入っていて、知らずに私がそのまま洗ってしまった。

今までなら、「なんで洗濯する前に確認しないの？」と私のせいにされるのに、「自分で確認しろってことだよな」とブツブツ言っていた。

敵意はこうしたことの積み重ねで芽生えるけれど、こうした一言で減っていくものでもあると思う。夫の中で何が変化したのかはわからないが、私はやっと気づいたか、という気持ちと、ちゃんと確認しなかったのは悪かったな、という気持ちの両方があった。

傲慢さは申し訳なさと一体だ。父親なんだから子育てを手伝って当たり前という気持ちと、仕事で疲れているのに申し訳ないという気持ちが両方あって、その曖昧な気持ちを察してほしいと思ってしまう。これが自己中心性につながるのだろう。

自分を愛することは客観性が大事だと最近思う。こどもが生まれてから写真やビデオを撮ることが増えて、自分の話し方を聞いていていると、冷たいというか、自己完結してしまっている。ひとりよがりだ。自分をかわいいと思えないし、こどもに優しく話しかけている自分をみて、こんなの私じゃないな、と思ったりする。

それも私なのだと受け入れることが大事なのだろう。