7月16日
「ともに成長していく」という前向きさが大事だと最近感じる。
夫はお酒を辞めようとしていて、徐々に量を減らしている。長時間飲める日も量を決めて切り上げている。断酒の薬?のような個人輸入の薬も欠かさず飲んでいる。
家では飲まないと約束したけど、多少は家でも飲んでいる。
これまでだったら「1滴も飲まないと言ったのに。」と裏切られた気持ちになってたけど、今は徐々に量を減らしているんだな、と温かく見守れるようになった。
未熟者同士が結婚したのだ。成熟することができるかわからないけど、お互いに「自我を切り崩していく経験に耐えている」最中なんだと思う。
これまではまったく耐えることができずにいた。今はちょっと違う気がする。
原因としては子どもが生まれたことが大きいと思う。
こども自体が家にいることで私が夫への干渉をしなくなったこと、両親に夫のアルコールの問題について話したこと、親戚などからこどもの誕生を祝ってもらえること等々。
結局自分たち夫婦だけでどんなにがんばっても、他の人の力を借りないとなかなか脱することができなかったんだと思う。
それは夫にとっては警察とか病院とか遠い誰かではなくて、身近な誰かの存在が必要だったのだろう。
私は遠い誰かの助けの方が救いになったけど、夫にとってはそうではなかったのかもしれない。