11月15日
アルコール依存症は病気であるとわかっていても、その内容についてはすぐに忘れてしまう。
お酒を飲んでしまうのはアルコール依存症だから、とわかるが、アルコール依存症の人はたくさんのことができない。とか、記憶力が悪い、とかそういうことをすぐ忘れて自分にできることは相手にもできると思ってしまう。
そして、嘘をつかれたり、してやられたりした時に感情的になってしまう。
お酒を飲んでしまうことだけがアルコール依存症の症状ではない。
そのことはアラノンで知識を得たから知っているけれども、定期的に復習しないとすぐに忘れてしまう。
夫が飲んでいないと私が落ち着かない。お酒を辞めているがどう接して良いのかわからない。昨日夫に「休みの日にお酒飲んでいなかったから安心して過ごせた」と感謝のつもりで言ったら「嫌味」と言われてごはんの途中で仕事に行ってしまった。
振り返ってみれば100%感謝の気持ちではなかったから、やはり嫌味ととられても仕方ないのだろう。黙って見守ることが選べなかった時点で「何か言ってやろう」という恨みがあったのだと思う。