12月9日
アルコール依存症に引きずられていたという表現はしっくりくる。
最近夫はお酒を飲まない日もある。帰宅後の夫をみていて私は気づいたことがある。
「お酒を飲んで機嫌が良い」か「お酒を飲まなくて機嫌が悪い」のどちらかだ。
私は「お酒を飲まなくて機嫌が良い」を期待していた。
お酒を飲まなければ毒づくこともなく機嫌がよくなるものだと思っていた。
アルコール依存症の人にとって、お酒が飲めないというのはどうしようもなく落ち込むことなのだと知ってはいても、「お酒が飲めなくて落ち込んでいる」なんて実際の夫を見て思ったことがなかった。
それともう一つのパターンは「お酒を飲んで自己嫌悪になって機嫌が悪い」だ。
これもある。
私がお酒を飲む飲まないには関与できないし、その後の精神状態に影響を与えることができるとするなら、挑発してさらに状態を悪くすることだけだ。
だから私には実質何もできないし、「何もしない」ができるようにならないといけないのだろう。