自分は助けられる側の人間だと認めることに時間がかかった。被害者意識は強いのに、私は自分は助けを求めるような人間ではないと思っていた。
自分の考えが矛盾していたことに気づいていなかった。
アラノンの考え方を学んだことは夫との関係性だけでなく、人生観を変えた。
謙虚の意味を知らなかったのだと思う。今も自分は傲慢だし、謙虚とは言えないが、なんでも自分で頑張る、実力は自分次第、みたいなかたくなな考えがなくなったので、他人にもやさしくなった気がする。
夫がアルコール依存症だからこのことに気づけたのだと感謝に近い気持ちが芽生えている。