nirenohi’s blog

アラノンで今日一日を続けます

2月15日

現実を感知することができなかったのは、自分が妄想の中で生きていたからだ。目の前の現実をそのまま受け入れることは勇気がいる。

夫に色々なことを頼みずらい。例えば休みの日に私の職場に車で送ってほしい、とか、リサイクルショップまで家具を運んでほしいとか、普通の夫婦なら遠慮せずに頼めることが私はできなかった。「頼りにされたら嬉しい」と一般的には言われているけれど、がんばれば自分でできることを頼むのは申し訳ない気持ちもあったし、飲む時間を奪ってしまうのは申し訳ないという気持ちと、飲む時間を奪いたいから予定を入れたいという気持ちがあった。自分の中に企みがあるから、罪悪感から頼めない部分と、純粋に疲れているのに負担をかけたくない気持ちがある。

用事を頼むにしても夜に仕事をしているので、仮眠をとってでかけるか、寝ずにでかけるしかない。そして、頼られたことにちゃんと応える自信が夫にはまだないと思ってしまう。

断酒をしてから休みの日に何かと予定が入るようになった。そして夫は予定を守ってくれている。年齢的にも寝ずにでかけたりすることは大変だろうと思うが、そういうことができる人だ。無理をすごいする。その時に感謝というか、この人すごいなと思ったりする。

夫の重荷になりたくない、という私の過剰な気持ちが夫の重荷になっていたのかもしれない。