２月２７日

私は今も「どうして断酒が続いているのか」と夫を分析している。どうして飲むのかもずっと分析していた。飲む理由より、飲まない理由の方が妄想が広がらなくて済む。

その理由は、自虐がないからだ。飲む理由は「私が○○なせいで」と自虐がエンドレスになって、それが憎しみになっていたように思う。

断酒の理由を分析していると、安産祈願の帰り車で両親を最寄り駅まで送った後、「お酒を飲まない宴席も良いね、大人になった気がする」と言っていた。

夫はお酒を飲まなかった時にお酒を飲まないっていいね、と時々言っていた。そう言いながら夜には泥酔していたので、その言葉を真に受けることはなかったのだが、そういう願望は前からあったのだろう。

夫の言動を分析することは良くないが、私がどう受けとったのかを振り返ることは大事だ。もしかしたらそういう意味で言ったのではないかもしれない、と思うこともある。

結局、夫の一言に感情的に反応していた自分が問題なのだ。