ステップ5
自分の過ちは、夫への被害妄想だ。濡れ衣ともいう。
心配から端を発していたが、そのうちにまた悪いことが起こるに違いない、みたいな自分の妄想への確信をもつようになってしまった。
だから夫はいつも自分が悪者にされるという感覚をもってしまった。
事実より自分の妄想が勝ってしまい、物事を冷静にみることができなくなってしまった。
根深くとらえているあるものは、昔の自分の感想には「自分なんていない方がいい、という存在否定」と書いてあった。今はそうは思わない。
今は怖れだ。離婚する覚悟はできていると言いながら本当はできていない。
次に何か問題があれば離婚すると言っている。口では離婚と言いながら、心の中では離婚しないだろうと思っている。
「本当は離婚したくない、だから問題は起こさないでね」というのは本心のようで、
「問題を起こしてもずっと一緒にいるからね」が本心なのかもしれない。
これが夫に伝えられれば私はラクになるのかもしれない。
でも自分の意地でそれが言えない。それを言ったら飲むことを容認してしまうような気になってしまう。なめられてしまう。と思ってしまう。
その私のプライドが、夫が「自分は全面的に受け入れられていない」という気持ちにつながって、飲酒につながってしまうのだろう。
私が素直になればもっとスムーズにお酒を辞められるのかもしれない。
このことに気づけたから、夫に伝えられる日も近いかもしれない。