nirenohi’s blog

アラノンで今日一日を続けます

2022-01-01から1年間の記事一覧

2月6日

夫の断酒は続いている。生活費の折半について、そんなに払えないと夫が言ってきたことも、それについて私が、「払ってもらわないとどうしようもない」と答えたことも、今までより問題が明確になっていると思う。 今、保育園も私の職場復帰も決まって、今の住…

2月5日

暇がなくなることは大事だ。今保育園も決まって、復職の面談の予定が入ったり、復帰後の家事を楽にするために家事を見直したり忙しくなってきた。 夫にお金のことで色々言われたけど、翌日には復職面談に車で送ってくれないか、とか託児所も見学に行くか、と…

2月4日

生活費は共働きなので折半している。こどものための共同の積み立ても始めた。 私も育児休暇中だが収入はあるので今も折半している。 夫が今日、こんなに払えないし、持ち出しでもう無理で、これからも同じ金額を払えというなら一緒に生活は無理だと言ってき…

2月3日

ここまでアラノンで今日1日をやってきても自分の問題点が何なのかはっきりわからない。 ただ克服できてきたことがあるとすれば、「自分はここに居ても良い」という存在不安がなくなったことと、自分に正直になるということだ。 これは自分の問題と意識して…

2月2日

結婚当初夫は自営業だった。父親から借金だらけの状態で引き継いだ先細りの業種だった。私はどうにか経営を立て直そうとホームページを作ったり、掃除をしたり、事務所を移転したりしたけれど結局経営難で休業という形で終わらせた。 その渦中にいるときは、…

2月1日

今回の断酒のために私は叱責も泣きわめきもしなかった。ただ冷静にお酒をやめないなら別々に暮らすしかないんじゃないかと言っただけだ。そしてこどもを連れて実家に帰っただけだ。 もう泣きわめく力も残っていなかったのだと思うし、子どももいて、こどもと…

1月31日

夫はお酒を飲まなくなった。この事実だけでも私は不安になる。 夫をみていると飲酒欲求もつらそうだが、時間の過ごし方がわからなくなっていることの方が大変そうだ。 休みの日は30時間とか寝てたりする。寝れてしまうという。 気力がないのは寒さのせいな…

1月30日

アルコール依存症に対して無力であることを認めることは頭での理解と実感は別物だと思う。夫が断酒を始めてそろそろ1か月だが、その間私が努力したことは余計なことを言わないようにするだけだった。何か言われたらそうなんだ、というようにした。 私の両親…

1月29日

私が「職場復帰に向けてモードを切り替えていくよ」と言ったら、夫も「おれもそうだよ」みたいなことを無気力な顔で言っていた。 きっと子育てすべてを私に押し付けるつもりはないのだと思う。 でも精神的、体力的についていかない部分もあるのだろう。 夫が…

1月28日

私は焦っているのかもしれない。夫の断酒が続いていることに不安もある。いつまで続くのかという不安、いつか爆発するのではないかという不安、幸せになって良いのかという不安。断酒には終わりはない。完治はない。だからいつまで続くかなんで、続ける限り…

1月27日

夫は断酒を継続中だ。断酒開始時より精神的に辛そうだ。身体的にも辛そうだ。 仕事が夜間で外なので、寒さがつらいのもあるだろう。それにお酒を飲んでいないので楽しみもないし、体が温まることもないのだろう。湯舟をすすめても入る気力もないみたいだし、…

1月26日

うまくいきはじめるとアラノンに行かなくなるのは本当だ。何度もそれで失敗している。アラノンに行かなくなると相手の行動が目に付くようになり、いずれ干渉が始まってしまう。自分に集中することができなくなる。 アラノンと関わっていれば、それが時々のミ…

1月25日

最近私は夫に言いたい事をお風呂で思いついたあと、口に出さないで消化している。 主に子育てに関することだ。 普段、私が子どもをお風呂に入れて、終わったら夫が着替えをしているのだが、寝ている夫を起こして手伝ってもらっている。 とはいえ、夫は睡眠も…

1月24日

夫が断酒をして3週間が経過した。夫は3週間を一つの目標にしていたようで、少しほっとしているようにみえる。私はまだ攻撃してしまう。夫はお酒をやめたことで自分の中の「鬼っ子」が目覚めた、とかよくわからないことを言っていた。 それに対して私は、理…

1月23日

私は時々ミーティングに参加するような簡単なことしかしてこなかった。 今アラノンで今日1日に取り組み始めて、残り2か月程度で1年になる。 私の一部になったかどうかはわからないけど、途中で飽きるかと思ったら、もっと続けたいという気持ちが強くなっ…

1月22日

自分が祈り求めるものが今はわからなくなっている。それは理想を求めなくなったともいえるのかもしれない。今までは自分がみじめだと思いたくないからこんな風になりたいみたいな経済的なことも含めてどうみられたいかを意識していた。 それが今はなくなって…

1月21日

自分がすべきことをすれば自身は平安だと今はわかる。今も没頭できているわけではなくて、夫の反応を気にしたり、不安になったりすることはある。 不満も多くある。今は寒いからと言って、寝室から仕事ギリギリまででてこない。 寝室からでてきたらこどもの…

1月20日

この日はページの端が折られていた。きっと「何か不親切なことを言う衝動は、自分自身の罪の意識と不全感からくるもの」という言葉にひっかかったんだと思う。 今もこの言葉は意識している。 言葉を冷静になって飲み込めないからぶつけてしまう。その時点で…

1月19日

私は焦っている。子どももいて、職場復帰も控えていて、頭はこれからどうやって家庭、育児と仕事と両立していくかでいっぱいだ。 毎日「4月からは保育園のお迎えとかお風呂とか、食事とやってもらうことになるけど本当に今の状況でできるの?」と夫を責めた…

1月18日

各個人よりもグループの原理が優先すると聞くとあやしい宗教のように思えるけど、私は今のところ各個人としての生き方よりは、自分が生かされているという感覚に近づいている。自分の人生ではあるけれど、自分は自然の一部でいずれ死ぬことは確実だ。 それな…

1月17日

武器をすべてもっていたし、使用していた。使用したくてしょうがなかった。 夫が飲んでいれば使用する理由がいつでもあった。 すさんだ生活をすることをよしとしていたし、寛容で親切で忍耐する人生をつまらないものとさえ思っていた。それはやっかみだった…

1月16日

私が夫がアルコール依存症だと認めたのは警察に拘留されてからだ。あの時に警察の人に異常だと言われたのだ。 それまでは酒飲みという一言で考えていた。 酩酊異常だ。それに付随するアルコール依存症だ。 私は夫がアルコール依存症だと認めたくなかったわけ…

1月15日

夫が断酒をして2週間が過ぎた。断酒にも慣れてきたと言っていた。 ノックビンは毎日私の前で飲んでいる。 性格が変わった。穏やかだ。今までシラフの時も穏やかではあったが、寛容さみたいなものを感じるようになった。体力が回復してきたのもあるかもしれ…

1月14日

私はいつも夫に対して言い訳がましい。先日もこどもの離乳食の量に関して、私は早く食事だけで栄養がとれるようにようになってほしいのと、月齢より体が大きいので多少多く食べてもよいのではと思っていた。そのことに対して夫が太ったらかわいそうだと言っ…

1月13日

「不安定なものの考え方」 今の私は不安定だ。昔のように絶望はなくなった。でも希望に満ちているわけでもない。絶望から希望への途中を行ったり来たりしている。 夫はもう決断したのだ。断酒を1日1日と積み上げている。 私も決断しないといけない。夫を信…

1月12日

今の毎日は楽しい。こどもが毎日成長する。同じ日はないというけれど、それがはっきりとわかる。 今日夫が仕事に行くときに、急いででかけたせいか、車に乗るときに大きな声をだしていたらしい。実家に車を停めているので両親から「大きな声をだして車ででか…

1月11日

私が明るく楽しくしていることは、夫をイラつかせないだろうかという不安はあった。 夫からお酒という楽しみを奪っておいて、自分は楽しそうにしているなんて、という考え方だ。 これはおかしな話で、楽しみを奪ったのは私ではなく、断酒を決断したのは本人…

1月10日

夫は断酒をしているが、体のだるさが半端ないという。気力もわかないし、なかなか動き出せないようだ。仕事にはかろうじて行っているが、帰ってくるとごはんも食べられないという。 今は一時的な体調不良かもしれないけど、生活習慣を変えなければならないの…

1月9日

誰にも相談できない状況で意地になっていた部分もある。どうにかして自分が乗り切るのだと。 神の力と言われてもよくわからなかったが、見えない力が今の状況を作りだした。 今回の夫の断酒にあたり、私がやったことはアラノンで今日1日をやり続けたことと…

1月8日

私はまだ夫が本当にお酒をやめられると信じられない。それは自分を守るためだ。 やっぱりダメだった、とがっかりしないために信じる方ではなく、ラクな方を選択しているのだ。 実際に年末から断酒しているが、私は安心して寝ることができるし、言葉にもびく…